第2回 シネマジャンク開催のお知らせ

お知らせ
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素晴らしき映画美術の世界

昨年も開催しご好評をいただいた「シネマジャンク」。今年は展示をメインとして開催することが決定しました。

「シネマジャンク2 素晴らしき映画美術の世界」と銘打って、岡山県新庄村出身の元東宝・映画美術監督 酒井賢氏のご協力の元、なかなか見る機会の無い、貴重な美術資料をお借りして、展示のカタチでごらんいただきます。

また、楽日の夕方には、岡山県真庭市在住で、監督作品がカンヌ国際映画祭にて正式上映されたことでも話題の映画監督 山﨑樹一郎氏を迎えて、「新しき民」の上映会を開催。

この機会に、是非ご来場ください。

日時:2023年9月30日(土)・10月1日(日) 10時~19時
会場:倉敷物語館2階(倉敷市阿知2丁目23-18
主催:特定非営利活動法人映像作家支援機構
鑑賞料:500円(上映会は1,000円)

酒井 賢

(さかい ただし、(1938年〈昭和13年〉6月2日 – )は日本映画の美術監督。岡山県出身。

1938年6月2日生まれ。岡山県新庄村出身。1961年に多摩美術大学を卒業、東宝入社。美術助手として、黒澤明、成瀬巳喜男、市川崑、岡本喜八、森谷司郎、熊井啓、降旗康男など錚々たる監督の作品に参加後、美術監督に。『さよならの女たち』、『マイフェニックス』、『ゴジラVSキングギドラ』から『ゴジラVSスペースゴジラ』までのゴジラ作品を担当。1998年、東宝を退社しフリーに。小泉堯史監督作品『阿弥陀堂だより』(2002年)、『博士の愛した数式』(2006年)、『明日への遺言』(2008年)、『蜩ノ記』(2014年)、『峠 最後のサムライ』(2022年)の美術を手掛ける。『阿弥陀堂だより』、『蜩ノ記』で日本アカデミー賞優秀美術賞を受賞。『峠 最後のサムライ』で第76回映像技術賞受賞。

学生時代からバックパッカーとして旅歩くのを好んでおり、映画業界を志したのもロケで各地に行けるのではないかと考えたからであった。実際に社長シリーズでは様々なロケ地に行き、思い通りになったという。東宝へ入社したのは、当時の下宿先の近くにあった郡司模型製作所から円谷英二を紹介されたのがきっかけであった。当初は特殊美術を担当したが、細かい作業を苦手としていたため本編美術へ移った。美大での専門は油絵であったためノウハウはなかったが、先輩勢の手法を学び、デザインを手掛けるに至った。

山﨑樹一郎

(やまさきじゅいちろう、(1978年〈昭和53年〉12月11日- )は日本の映画監督。大阪市出身。

京都文教大学で文化人類学を学ぶ傍ら、京都国際学生映画祭の企画運営や自主映画製作を始める。2006年に岡山県真庭市の山間に移住し、農業に携わりながら映画製作を始める。初長編作品『ひかりのおと』(2011)は岡山県内51カ所で巡回上映を行う一方、東京国際映画祭やロッテルダム国際映画祭ブライト・フューチャー部門にも招待される。また、ドイツのニッポンコネクション映画祭にてニッポン・ヴィジョンズ・アワードを受賞。第2作『新しき民』(2014)はニューヨーク・ジャパンカッツ映画祭にてクロージング上映され、ニューヨーク・タイムス紙でも高く評価された。さらに、高崎映画祭新進監督グランプリを受賞。映画制作と並行して、フランスのメソッドをモデルにした映画鑑賞教育を真庭市内の学校などで実践している。

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